2010年12月17日金曜日

「Kajiura Produce 3rd Anniversary LIVE TOUR」~Kalafina LIVE 2010 “Red Moon”~ ライブリポー?

 映画「空の境界」シリーズ(全7作)やアニメ「黒執事」「ソ?ラ?ノ?オ?ト」などに多数の楽曲を提供するユニット、Kalafinaの全国ツアー「『Kajiura Produce 3rd Anniversary LIVE TOUR』?Kalafina LIVE 2010 “Red Moon”?」。

【表:当日のセットリスト】 【拡大画像や他の画像】

 プロデューサー?梶浦由記のライブ開催3年目を迎えたツアーであり、梶浦自身も参加するユニットFictionJunctionとKalafinaが、全国5カ所で土日連続のライブを披露するツアーとなる(※仙台はFictionJunctionのみだが、オープニングアクトにKalafinaが登場)。その内5月29日、横浜BLITZで行われたKalafinaのライブをリポートする。

●ツアータイトル?ナンバーからスタート

 Kalafinaは劇場用アニメとしては異例、全7作で完結するという空の境界シリーズの主題歌を担当するために誕生したユニット。梶浦の作り出す幻想的な旋律と歌詞、そしてKalafinaの持つ歌声は高い評価を受け、空の境界シリーズ以外にも楽曲の提供を行うようになった。現在は2ndアルバム「Red Moon」も3月に発表され、そのニューアルバムからの楽曲のお披露目も兼ねたツアーになっている。

 当日の横浜は生憎の曇りのち雨模様、傘がいるような、いらないような……そんな曖昧な空模様となっていたが、むしろKalafinaの持つ楽曲の世界観――曖昧で不安定で足下を揺さぶるような、それでいて光も見える独特の空気感を象徴するような天候ともいえる。約2000人のキャパを持つ横浜BLITZだが、そんな「ここでしか味わえない空気」を吸うべく集まったファンで客席は埋め尽くされていた。

 オープニングはインストゥルメンタル曲「overture」からそのまま「red moon」へ。バックスクリーンに映し出される赤い月、そしてステージを照らす鮮紅のライトを浴びて、赤いドレスを着たWakana、Keiko、Hikaruの3人が歌い上げる。ニューアルバムのタイトル曲、そしてツアータイトルでもある1曲をオープニングで披露するあたり、この楽曲に対する思い入れを感じるような構成だ。

 続く「テトテトメトメ」では、一転してアクティブにダンスを始める3人。ベリーダンス風の旋律&独特の振り付けで、歌いつつ3人集まって、楽しそうにくるくると廻るダンスにフロアーも沸いていた。3曲目「fantasia」もまたオリエンタルなイメージを抱かせるイントロからスタートするが、気付くと疾走感溢れるメロディに変わる不思議な印象の楽曲だ。なお、オープニングからの3曲はすべてRed Moon収録曲。1stアルバム「Seventh Heaven」は前述の空の境界用に書き下ろされた楽曲が中心となっていたが、Red Moonはアニメ?タイアップ曲ではない楽曲が大半を占める、通称「Kalafina第2期」を印象づける構成となっている。3曲目までもタイアップ曲ではなく、やはりKalafinaの活動が新たな域へと歩みを進めたことを感じさせる。

●「どこにもない言葉」を音楽に乗せて

 ここで最初のMCへ。フロアーを埋めたファンたちへの挨拶を終えて「3月にリリースしたRed Moonを引っさげてのツアー、また横浜BLITZに来ることができて本当に嬉しいです」(Hikaru)。

「横浜BLITZは去年の12月以来。ただいまー! しゅうまい大好きWakanaでーす! 今日初めて来てくれた方も、初めてじゃない方も、ここに集まれたことは奇跡です。皆さんもライブのメンバーです、楽しく行きましょう!」(Wakana)

 MCで一体感をあおると、今日はRed Moonからの楽曲を多数お届けします、とアピールし、続く4曲目「sapphire」へ。この曲自体はアルバム未収録だが、最新シングル「光の旋律」のカップリング曲になっている。その後に「星の謡(うたい)」「闇の唄」と、対になるような2曲を披露した。星の謡のイントロで鳴り響いたのは、なんと尺八風なフルートの音色。ドラムのリズムも重く、まるで和太鼓を連想させるトライバルなナンバーだ。闇の唄ではアラブ風、こちらもある意味トライバルな、ダンスも激しい1曲に。

 ここで再びMCに。歌い終えた楽曲の説明をしようとするKeikoに対して「まだ闇の唄の顔(楽曲イメージに合わせたやや険しい表情)になってる(笑)」と突っ込むWakanaに客席からも笑いが起こる。

 続くMCはブレイク?タイムということで、楽曲とは離れて雑談風に。Hikaruにより「体育祭っていつ頃やる?」→「お弁当で入っていると嬉しいおかず」→「崎陽軒(横浜名物のしゅうまい店)について」と、不思議なトークが展開された。

 7曲目からは1stアルバムの楽曲へ。「夏の林檎」はアイリッシュ?フルートが印象的なバラード、「fairytale」「ARIA」は空の境界へ提供された楽曲で、このシリーズからKalafinaを知るファンにとっては嬉しい構成だろう。この2曲にも挿入される(他の曲にも多いが)何語か分からないようなフレーズのコーラスは、「梶浦語」とも呼ばれる造語である。理解できないのは当然で、どこにもない言葉を創造し美しく歌い上げる。この仕掛けもまた、梶浦の楽曲やKalafinaに無国籍感を与えている。無国籍というよりは、異世界感とでも言うべきだろうか? 「どこにもない国の言葉」だからこそ、音楽のように言葉が響く。

●多彩な曲調、しかし世界観は「Kalafina風」に

 ここで3人は一旦退場し、その間はスクリーンに3人のポートレイトが上映される。その後は赤から黒のドレスへと衣装を変えて再登場し、「春は黄金の夢の中」へと突入。梶浦作曲の梶浦語曲のカバー、という珍しい形態の「storia」は、原曲がNHKの歴史番組「歴史秘話ヒストリア」テーマ曲ということもあってか、壮大なイメージの1曲だ。「Lacrimosa」は黒執事EDテーマとして提供された楽曲で、空の境界以来初めてのアニメ?タイアップ曲という位置づけ。Kalafina第2期の開始となった1曲でもあり、アニメのイメージに合わせた重厚なナンバーとなっている。「また風が強くなった」は、これまでの楽曲とは異なる正調なロックナンバーで、フロアーから「オイ! オイ!」とコールも飛び出す。3人もそんなフロアーを煽りつつ、ステージ上で激しく舞い踊る。続く「Kyrie」はトランス?テクノ調のナンバー、「音楽」はギターリフも楽しい弾けまくりな1曲と異なるイメージを持つ楽曲が続くが、どれも聴き終えれば「Kalafina風」なのも面白い。

 17曲目の音楽を終えると「盛り上がりすぎでしょう!(笑)」(Hikaru)というほどの状態に。ツアーを通してこの日のみオールスタンディング(1Fフロアーのみ)ということで、「その分熱気も感じる」(Keiko)といったコメントも。

Keiko 「普段私たちがレコーディングをして、CDを出して、それを聴いてくれる皆さんがいて。歌っていく中で、皆さんに『ありがとう』って目の前で感謝を伝えられるのは、この場所(ライブ)しかないんですね。今日も3人で……おーい」

Wakana 「……はっ、ごめん! ずっとお客さん見てた(笑)。聴いてるー」

Hikaru 「ちょっとタイミング悪かったね(笑)」

 ラストナンバーへ移る前、ファンへの感謝の言葉をつづるKeikoだが、客席をじっと見つめるWakanaが目に入ったようだ。

「3人でこの気持ちをライブで伝えようって話して、わーって出てきました。最後の曲まで、この気持ちを乗せて伝えていきます」(Keiko)。

 そう述べて光の旋律のタイトルがコールされると、ファンからは大拍手が巻き起こる。ソ?ラ?ノ?オ?トOPテーマとして提供された「光の旋律」は、Kalafinaらしいどこか国籍不明な、強いて言えばアイリッシュ?フォーク調の爽やかなメロディ。Wakana、Hikaruの高く透き通る声、そして低音域を締めるKeikoの歌に合わせて、会場全体から手拍子が巻き起こる中でのエンディングとなった。

 その後巻き起こったアンコールに対しては、3色のツアーTシャツへ着替えた3人により「love come down」「sprinter」「I have a dream」の3曲を披露。Kalafinaの世界を3曲で表現したような、サイケなテクノ調、爽やかなギターポップ、メロディアスなピアノ?バラード。そしてやはり、曲調は違えどKalafinaの世界観を崩さないエンディング。歌い終えるとマイクを外し、生声で開場の「前の方」「後ろの方」「2階の方」へそれぞれ呼びかけ、感謝の言葉を叫んでの締め。伝えたかった感謝の言葉を、直接投げかけてライブは終わりを迎えた。


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引用元:フリフオンライン(Flyff) 専門情報サイト

2010年12月3日金曜日

亡霊戦士を浄化しよう「パンドラサーガ」で納涼祭

オンラインRPG『パンドラサーガ』

「パンドラ納涼祭」実施&戦争ルール変更&新規アイテム追加!




株式会社ゴンゾロッソ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:守屋秀樹)は、オンラインRPG『パンドラサーガ』において、夏休みイベントの実施および、戦争ルールの変更、新規アイテムの追加を発表いたしました。



まだまだ夏は終わらない!!

「パンドラ納涼祭」実施!



『パンドラサーガ』では、本日より「パンドラ納涼祭」を実施いたします!










今回のイベントは、期間限定のアイテム「手持ち花火」がもらえるイベントです。

各地に出現する期間限定モンスター「亡霊戦士」を倒すと、「英霊の札」というアイテムを1枚ドロップいたしますので、そちらを浄魂師NPCに渡し、魂の浄化を行うと「手持ち花火」が手に入ります。

さらに、「英霊の札」を、浄魂師NPCに渡した累計枚数が一定数に達すると、各国家および中立領アスティアでサプライズが起こります!

何が起こるかは「亡霊戦士」をガンガン浄化してのお楽しみ!





【イベント概要】



■実施日時:

2008年8月21日(木)定期メンテナンス後?2008年9月4日(木)定期メンテナンス前



■実施内容:

各地に期間限定モンスター「亡霊戦士」が出現しています。

ドロップアイテム「英霊の札」を集めて浄魂師フリードに話しかけてください。

魂の浄化を行った後に、期間限定アイテム「手持ち花火」と交換してもらえます。

ある一定回数浄化を行うと、各国家および中立領アスティアで…!?



■配布内容

手持ち花火3種類の中からランダムで1種類

※期間中であれば何度でも交換可能です



■注意事項

?「英霊の札」は「亡霊戦士」を倒すごとに1枚ドロップいたします。パーティーを組んで倒してもドロップ数は1枚になります。

?サプライズについは、サーバーごとの集計となります。





一層、結束力が重要なカギになる!

戦争ルールの変更を実施!



また、本日のメンテナンス以降から戦争のルールが一部変更になりました。

各国の拠点を占拠した際に付与されるボーナスの増減によって、これまでプレイヤーを倒すことに重点が置かれていた戦争が、拠点の奪い合いへとシフトします。それにより国家単位での争いという色が強まり、各国の結束力が勝敗を分ける、よりリアルな戦争を楽しむことができるようになります。



【主な変更点】

■「貢献度」が追加!!

戦争での行動により、新たに「貢献度」を獲得するようになりました。

「敵国ユーザーを倒した」「味方を庇った」「砦を守った」など、数々の行動で貢献度を得ることができます。獲得した貢献度が多いほど、戦争終了後に獲得できる名誉ポイントも多くなります。



■勲章の実装!

戦争に参加し、様々な条件を満たすことによって、「勲章」を入手出来るようになりました。

「義勇兵として戦争に参加した」「ガードタワーを破壊した」など、様々な条件が存在し、戦争終了後に条件を満たしていれば、「戦争受付係」に話しかける事で入手できます。

獲得した勲章は、プロフィールで確認できます。



■義勇兵にも「名誉ポイント」が振り分けられます!

正規兵?義勇兵、勝敗に関わらず、名誉ポイントを獲得できるようになりました。

但し、正規兵?義勇兵、勝敗、貢献度によって、獲得できる名誉ポイントは変動します。



■拠点占拠ボーナスの調整。

各国家がビューグルコール(中間結果)時に占領している砦の数によって、ボーナスが増減するようになります。



魂の取り出し率がアップ!!

新アイテム「魂保護の札」が発売!



さらに本日より、新たにショップ販売アイテムが追加されました!

今回の目玉商品は、「魂保護の札」です。

「魂保護の札」を使用することで、装備から魂を取り出す際、装備が破壊される率を20%軽減することができます!これにより魂のつけかえのリスクが軽減し、装備アイテムのカスタマイズをより楽しみやすくなりました。

また、お値段も1枚「100パンドラポイント(PP)」から購入可能でお手ごろですので、失敗を恐れずどんどんトライしてください!

なお、「魂保護の札」と「プレミアムチケット」と併用すると、「プレミアムチケット」が持つリスク軽減効果に上乗せされ、魂を取り出す成功率が90%以上になります。さらに、「プレミアム強化チケット」と併用することで、魂の抽出を100%成功させる事ができます!








【魂保護の札】

1枚  100PP

5枚  450PP

12枚 1000PP





【『パンドラサーガ』とは http://pandorasaga.com/

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